「YOASOBI」無料生配信ライブを楽しむ（三鷹の公認会計士・税理士のブログ）

この文章を公開する頃には、少し遅い話題になっているかと思いますが（汗）。

先日（7月4日）、たまたまYouTubeを閲覧していたら、ちょうど「YOASOBI」の無料生配信ライブが開催されるということだったので！
視聴して、楽しませていただきました♪♪♪

あとで知ったのですが、ユニクロとのコラボ企画で、ユニクロ有明本部という場所からの配信だったそうです。会社じゃん…。しかし、そのような空間でのライブも、YOASOBIさんなら似合うんですよね…。IkuraさんとAyaseさんのタキシードっぽい衣装も素敵。
名曲の数々にうっとり。最後は、場所を移して、高校の吹奏楽部のみなさん（172名！）とのコラボステージ。演奏された「群青」という曲は、頑張る高校生にピッタリはまる曲だと思います。

“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。
デビュー曲「夜に駆ける」が大ヒットし、その後も発表する曲を次々とヒットさせ、もう説明する必要もないんじゃないか、と思うのですが、いかがでしょうか。

音楽性が素敵だからこそ、これだけ聴かれるようになったことは間違いないですが、その楽曲の広め方が新しいのですよね。
音楽配信サービスや動画投稿サイトで、誰もが無料で楽しめるところで楽曲発表を続け、初めての歌唱が「紅白歌合戦」、初めてのCDアルバム「THE BOOK」は、聴いたことある曲ばかり、ほぼベストアルバム…って、凄くないですか？？　

なお、この「THE BOOK」ですが、本当に本のような作りになっており、手元に置いておきたくなるような作りになっているそうです（ほしいと思いましたが、知ったときにはもう品切れだった…。フリマサイトでは、定価の倍くらいの値段の出品が結構ありましたーー；）

テレビからではなく、インターネットから、というところや、CD等を購入しなくても、フルバージョンの楽曲をいつでも無料で楽しめるところに掲げている、というのは、令和ならではですよね。楽曲の数が揃ってきたところで、美しいCDを制作・販売する、というやり方も「形になったものを手元に置きたい」ファン心理をちゃんと理解していて、素晴らしいな、と思いますし。
ライブでさえも、こうやって無料で楽しめる…、（コロナ禍がなかったら、これがまたどう評価されるものかわかりませんが、）今の時代状況とも合っていて、本当にありがたい。

あんまりお金を使わなくても楽曲を堂々と楽しめる、というのは、音楽ファンにとっては、ありがたいです。
これができるのも、彼らがファンに直接お金を払ってもらう、というよりも、広告収入やタイアップ企業からの収入で採算が合うようなビジネスモデルになっているからかな、と思います。
そもそもAyaseさんは、ボカロ曲を作ってネットにアップしていた方だそうで、「夜に駆ける」も一人でPCで制作したものだそうです。プロの方が聴くと、音源もあまり良いものではないそうですね（←どこかで読んだ情報です。勘違いがあったら申し訳ありません）。ですので、通常のCDデビューするようなアーチストと比べると、楽曲を配信するまでのコストがかかってないということになるのかと思います。だからこそ、新しい試みにどんどん挑戦もしていけるのかもしれませんね。

令和になって、また音楽シーンが変わってきていると感じます。
音楽ファンとしては、良い楽曲を身近に気軽に楽しむことができる、今の状況は嬉しいことで、これからどんな素敵な楽曲が聴けるようになるのか、楽しみに思います。