足立税理士・公認会計士事務所

今日の『おかえりモネ』、みーちゃんが眩しい

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今日の『おかえりモネ』、みーちゃんが眩しい

今日の『おかえりモネ』、みーちゃんが眩しい

2021/06/09

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」を視聴しています。
今週は、第4週「みーちゃんとカキ」。今日(6月9日)の放送分は、なかなかシリアスな展開で、目が離せませんでした。

今日の内容は、みーちゃん(主人公モネの妹・未知、水産高校に通う優等生、カキの研究をしている)とおじいちゃん(ふたりの祖父・龍己)が養殖のカキの赤ちゃんを海から引き上げるタイミングについて、みーちゃんの主張(「私の研究だから」)をとおした結果、天気が急変。悪天候の中、おじいちゃんが船を出したことで、ケガをしてしまう。おかあさんはみーちゃんをなじるが、おじいちゃんが「いいんですよ、高校生の自由研究ですから」となだめたことで、みーちゃんは子ども扱いされたことに激怒。地場産業の将来まで考えて、真剣にカキの研究に取り組んでいていることを主張(←未知役の蒔田 彩珠さんの演技に圧倒されます^^)。しかし、その実現可能性について、おじいちゃんは「誰がその支柱を立てるのか」と、おとうさんは「うちはようやく返済のめどがついたところだ」と、お金の観点からみーちゃんに反論・説得しようとするのです。みーちゃんは、大人はお金のことばかり、とキレます。

子どもの描く希望の未来と、大人の経験してきた厳しい現実が、ぶつかり合うシーンです。
実のところ、みーちゃんは子ども扱いされていますが、自分は地場産業の未来を切り拓く心意気で研究をしているので(気仙沼でカキを卵から育てられる未来のための研究)、その子ども扱いは許せません。子ども/大人ではなく、希望/諦めの論理というふうに見えなくもない、そして、それは時間の経過によって前者だった者が後者に移行していくようにも思えるのです。人は現実で壁にぶつかることによって、学んでいく、そんなことを思いました。おじいちゃんもおとうさんも、みーちゃんの気持ちをかつてそうだった自分と重ねて、どこかでちゃんと理解していて、そのうえで厳しい現実についてわからせようとしているように見えました。

税理士である自分としては、結論としては大人側の論理に立たざるをえないのですが。。。
漁業のことはわからないのですが、お金による制約の方は何とかならないか東奔西走してあげたい気持ちですね。。。^^;

ドラマでは、モネが、そこでむりやり「はっと汁(郷土料理のようです)」を提案して和やかな空気に引き戻す流れです。
姉のモネがまだ未来が見えてこないような透明感をまとっているのに対し、妹のみーちゃんは大人も驚くようなしっかりした意思をもち将来をみすえて研究に没頭している、という設定.
少し珍しい感じがします。
まだ全貌が見えてこない、りょーちんのお父さんのことも気になりますね。
今後の展開が楽しみです。

(ドラマ視聴したうえで、記憶に頼って記事を書いているので、細かい間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください)

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